愛知県名古屋市
ダイニングキッチンに集まる家族の笑顔
水廻りを中心に、機能的に美しく
ご主人が亡くなった後、奥様が一人で暮らされていた木造住宅に、息子様世帯が一緒に住むことになり、建替えかリフォームを検討。ご主人が建てられた、思い出いっぱいの家を壊したくないという思いからリフォームすることになりました。奥様、息子様ご夫婦、中学生、小学生の3人のお子様がそれぞれ快適に、そしてみんな仲良く暮らせる住まいが完成しました。
応接間
広さを持て余していた応接間。「布団を敷いて寝られるように」というご希望にあわせ、小上がりの畳コーナーを設けました。この35センチの段差を利用して、引出しを設置。日常使う小物などを収納できます。布団をしまうための壁収納も設けたため、寝室としても、これまで通り応接間としても機能します。
トイレ
これまで、洋式トイレのほかに男性用トイレがありましたが、使われていませんでした。空間が狭く使いづらかったため、男性用トイレを撤去。広くなったスペースを生かすため洋式トイレの向きを変え、壁際に手洗いスペースを設置しました。カウンターに手を掛けられ、床はバリアフリーなので高齢生活になっても安心です。カウンター下には豊富な収納スペースを設けました。
ダイニングキッチン
壁に向いていたL型キッチン。料理をしていても家族と会話ができる、対面キッチンに作りかえました。入口から近いため、手元が見えにくいようにカウンターを通常よりも高く設計。ダイニング側は全面収納なので、散らかりがちな日用品や本などがすっきりと収納できます。キッチン側は落ち着いたブラウン、ダイニング側はインテリアに馴染むように明るいホワイトと色を変えました。
脱衣洗面台
洗面所と脱衣所が同じだったため、誰かが使っていると入りづらいという問題がありました。そのため洗面台と脱衣所を分け、洗面台を廊下の突き当たりに移動。これまで洗面台のあった場所には引出し収納を設置しました。ご家族の下着やタオルなどがたっぷりと収納できます。